HOME > 専門部 > 福祉施策推進部 > 避難所体験会を開催しました

避難所体験会を開催しました

2018年11月23日

10月20日(土)午後5時~ みなみの杜高等支援学校の体育館にて避難所体験会を開催しました。参加者は、全員が9月6日「胆振東部地震」でブラックアウトを経験しており、実際に避難所に身を寄せたという方も含め、14家族39名での体験会となりました。

停電状況再現のために明かりを消した体育館は、受付開始の頃はまだ薄明るく順調に参加者を案内できましたが、全員がそろう頃にはすっかり暗くなり、各家庭で持ち寄ったランタンや懐中電灯の明かりが頼りとなりました。体育館での開催は初めてで、座っている床から冷え込み、かなり寒い体験会となりました。参加者は5グループに分かれ、各グループごとに段ボール一枚でも下に敷けば温かくなること、ごみ袋の中に新聞紙を丸めて入れそこに足を入れて暖をとる体験を行いました。

11004D88-B645-4CB5-A76C-89A882B9EA72

続いて災害用の缶詰のパンを試食しながら、9月6日の体験を話し合う時間を設けました。それぞれ困ったことや便利だったことなどについて思い思いに話す中で、9月6日の震災当日に実際に避難所に泊まった方からは、避難所運営担当者によって対応が違う事や、個別の配慮が他の避難者の誤解を招いてしまい苦情が出た、などの貴重な体験談も聞けました。

停電状況再現を終え明かりを点けてからは、段ボールの簡易トイレを実際に組み立てて座ってみたり、新聞紙でスリッパを作る体験を行い、参加の皆さんはそれぞれ熱心に取り組んでいました。また、防災グッズコーナーではいろいろなグッズを展示しました。防寒アルミシートや食事に利用できそうな缶詰や耐震シートなど百円ショップでも手に入るものや、カセットガスのストーブ、組み立てて作るラジオ、ビスコの非常食用缶詰、アルファ米のごはん、フリーズドライのごはんなど、それぞれ実際に手に取りながらたいへん興味を持って見ていました。

2E425265-C881-411A-8F51-D60CA46B32FA

前回までは段ボールで仕切りを作って、その中で本人が落ち着けるスペースを確保していましたが、今回は仕切りがなく、シートの上に座っていなければならなかったので少し時間を持て余している方も多かったようですが、その状況の中、懐中電灯で天井を照らして光を楽しんでいる方もいました。いんくるの会議室で開催していた時は誰もしていなかったので、広い体育館ならではの光の楽しみ方だったようです。ただ、たくさんの方のいる避難所ではやはりプライベートなスペースの確保は必要だと感じました。

過去2年間は「いんくる」の会議室での開催でしたが、今年は学校の体育館を使用し、より実際の避難者に近い環境を体験できました。今年はお父さんの参加も多く、家族みんなで災害対策について考える良い機会となったようです。

 

一般社団法人
札幌市手をつなぐ育成会

札幌市北区北8条西6丁目2-15
育成会活動センター「いんくる」2階

TEL:011-738-2221
FAX:011-738-2228
E-mail:info@sapporo-ikuseikai.or.jp

地図はこちら